海と日本プロジェクト in千葉県では、2021年も毎年恒例のオリジナルイベント「BO-SO海のめぐみ発見隊」が開催されました。
“千葉県の海を守る仕事を大調査”をテーマとした1泊2日の特別プログラムには、千葉県内の小学生約20人が参加。
今回は、発見隊メンバーに体験をまとめたレポートや感想を発表してもらいます。
「ウミガメさん(海辺の鑑定団 竹内さん)の話を聞いた後、海岸で貝を拾った。その後、森に移動して気を元気にするための活動をした。木の根元に穴を掘り、葉っぱや干し草・くん炭を入れ、水が周りに流れていかないように丸太を並べて木の手助けをした」
「木の再生活動と海をより豊かにするため、木の周りに穴を掘るのが大変で疲れたけれど、やり終わった時に木や海のことを考えると、水が通りやすくなることを知ってやりがいや達成感があった。今後も木の再生の手助けをしたい」
「木の周りに水が浸み込みやすいように工夫し、木の成長の手助けができていたらとてもうれしい」
「海上保安部の仕事は、主に治安・海洋交通の安全の確保・災害への備え、海洋の調査・情報提供・国際連携などをしていて、477隻ある舟艇で海難救助・水難事故防止などの人命救助や仕事をしている」
「海上保安部の方々が24時間365日海の安全を守り、毎日厳しい訓練に耐えているのはかっこいい。私たちが安心して海で泳げるのは、海上保安部の方々のおかげだと今回の経験を通して感じた」
「これからも海の安全を守るために頑張ってほしい。また、私たちも海上保安部の方々を見習って、海を守るためにできることを考えていくことがとても大切だということがよく分かった」
「ライフセービングの方々に、“海を安全に楽しめるように”などの話や、ビーチフラッグをやってみたり、どのようなことを心掛けているのかを教えてもらい、ライフセービング活動について学んだ。なので、危険な場所や危険な生物に気を付けて海に入り、ライフセーバーの人が話してくれた注意をしっかり守っていきたい」
「銚子市の海洋研究所所長の宮内さんに、海の状況と海の生物について聞いた。海は今、ゴミが川から流れて海の生物が危険にさらされている。ロープの絡まったツチクジラなどを見せてもらった」
「1回のイルカ・クジラウォッチングで、イルカは4000頭、クジラなどは48頭見つかることがあるほど豊かな海だが、今の海の状況はゴミが増えているので、自分が使ったゴミは責任をもって処分をしてください」
「今度海に行ったときには学んだことを活かして、ゴミを拾いたい」
どのチームも、千葉の海を守る様々な仕組みを学ぶことが出来ました。