2024年も残すところあと10日あまり、千葉県南房総市の野島埼灯台で12月20日、毎年恒例のレンズ清掃が行われました。
約100年にわたって海の安全を見守り、地域の観光シンボルとして国の登録有形文化財に登録されている野島埼灯台。
20日はレンズの大掃除が行われ、千葉海上保安部や市の職員のほか、近隣の住民なども参加しました。
参加者は、高さ約2メートル、重さ3トンに上る巨大なレンズを雑巾で丁寧に拭き上げ、光をより遠くまで届けられるようにとホコリや曇りを落としました。
近隣住民が清掃に参加するのは今回が初めてだということで、「貴重な経験になった」「この灯台は残り続けててほしい」と、灯台のありがたみを感じている様子でした。
千葉海上保安部の担当者は、「地域の方々とも連携を取りながら整備を欠かさず、海の安全を守りたい」と話しています。