千葉県内各地で連日真夏並みの気温となる中、山武市の海水浴場では7月8日、夏の始まりを告げる海開きを迎えました。
焼けつくような暑さとなった8日、山武市の殿下海水浴場では海開き式が行われ、松下浩明市長や地元の関係団体ら約70人が海の安全を祈りました。
山武市では、2024年から海水浴場の監視パトロールにドローンを導入するということで、式典後にはライフセーバーとドローン業者が溺れている人を発見してから救助するまでの流れを確認する訓練を行いました。
ドローンによる監視パトロールは県内では初の試みで、2023年のべ4万人が訪れた本須賀海岸エリアで休日などの混雑日を中心に実施されるということです。
山武市 商工観光課 伊藤 勇 課長
「これまでライフセーバーによる監視や市職員による巡視を行ってきたが、ドローンを活用することで水難事故を限りなくゼロに近づけていきたいという思いから導入に至った」