渋滞の解消に向け、東京湾アクアラインの通行料金を時間帯によって変動させている社会実験について、4月5日から料金の差を4倍にまで拡大した料金体系の運用が始まります。
変動料金制の社会実験は2023年7月から木更津金田ICから浮島ICの上り線を対象におこなっていて、土日、祝日のETC通行料金を混雑する日中は値上げ、混雑しない深夜帯は値下げしていました。
しかし、その効果が薄れてきているとして、4月5日から料金の差をさらに拡大させることになりました。
具体的には混雑する午後1時から7時までは普通車で1600円に値上げ、交通量が少ない午後8時から翌日午前4時までは400円に値下げし、その差を4倍にまで拡大します。
また、下り線にもあすから変動料金制が導入され、普通車で400円から1000円の変動幅となります。
熊谷知事は4月3日の定例会見で「房総半島でゆっくり過ごし、千葉の魅力を堪能してもらい、渋滞の少ない夜8時以降のアクアラインの利用をおすすめする」と話していました。