熱い想いをもって活動し、プロジェクトを支える源となる人材を「熱源人材」として認定している「熱源プロジェクト」。
その活動の一環として、10月3日に都内で行われたのは、“未来の熱源人材”として選ばれた「海のキッズサポーター」たちによる、全国プレゼン大会です。
全国から応募のあったキッズのうち、事前審査で選ばれた7組9人によるプレゼンテーションで、それぞれが行ってきた活動が発表されました。
身近な魚・サケを題材にした「サケの一生と食物連鎖」や、近年取り上げられることが増えた「海洋プラスチック問題」、また、カニが大好きな兄弟が発表した「俺たちのカニの2190日~Crab Kingdom~」では、図鑑に載っていないようなユニークな研究を発表。
個性豊かな、プレゼンテーションの数々が繰り広げられました。
千葉県から出場した小学4年生・石野立翔さんは、得意の音楽をいかし、自身で作曲したという曲にのせて「天然魚と養殖魚のちがい」について発表。
観察して描いたイラストや、大人顔負けの研究データを様々な観点からその違いをプレゼンしました。
石野立翔さん
「多摩川で投網をした時に、天然魚と放流鮎の違いを教えてもらったことがこの研究のきっかけ」
「将来の夢は、漁師になって動画配信などで魚のことや研究内容などを広めていきたい」
日本財団 常務理事 海野光行さん
「海に対する思い、それと問題を自分事化できている強さ、この部分を熱として感じた。非常にレベルの高い子たちの研究・活動が集まった」
「子どもたちが“海心”を育むようなきっかけに、このプロジェクトがなればいいなと思う」