養殖を通じて子どもたちに命の大切さや地域の海の問題を学んでもらおうと、野田市内の小学校に25日、養殖用の稚魚が届けられました。ヒラメの養殖に挑戦するのは野田市立関宿小学校の5年生27人です。
この“陸養”プロジェクトは、子どもたちに命の大切さや養殖の必要性を学んでもらおうと日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環で行われたもので、NPO日本養殖振興会が監修しています。25日は「お魚受け入れ式」が開かれ、はじめに子どもたちが「ヒラメの命を大切にします」と決意を表明。
桶に入った小さなヒラメの稚魚10匹が手渡され、日本養殖振興会が考案した水槽に放たれました。その後子どもたちはヒラメの世話の仕方や水槽の手入れの方法などを学び、小さなヒラメたちを愛おしそうに見つめていました。
児童「小さくてこれから大きくなるのが楽しみ」
「はじめてのヒラメなので、みんなと協力して大切に育てていきたいです」「命の大切さを学んでいきたいです」