公立学校の終業式に合わせて、7月20日、未成年が絡んだ海難事故を未然に防ごうと、千葉市美浜区で、海上保安部など4団体による合同パトロールが行われました。
20日、JR海浜幕張駅前では、海上保安部や県職員ら合わせて12人が、中高生たちにリーフレットを配りながら海での事故防止を呼びかけました。
一行はその後、近くの幕張の浜に移り、遊泳禁止エリアで遊ぶ若者たちに「ここは急に深くなるところがあるので、泳がないように」と注意しました。
海上保安部によりますと、幕張の浜では2000年から遊泳禁止ですが、2021年まで4年連続で、15歳から19歳の未成年者合わせて5人が溺れて亡くなっているということです。
千葉海上保安部・航行安全課 島袋健 課長
「特に、突堤の周りに飛び込んで遊び泳いでいるときに亡くなる事案が発生している」
「広い砂浜で、つい泳ぎたくなる環境だが、遊泳禁止の場所なので泳ぐことはやめてほしい」