2023年9月16日(土)の「World Cleanup Day」から9月24日(日)までの期間に日本財団と環境省が共同で推進する全国一斉清掃キャンペーン「秋の海ごみゼロウィーク2023」が行われました。今回は千葉県内での活動を紹介します。
初日となる9月16日(土)には、プロデザインスタジオと千葉愛の教会が主催のもと「千葉県誕生150周年記念 WORLD CLEANUP DAY 2023 in CHIBA」が開催されました。
なんとこちらの清掃イベントは稲毛海浜公園・千葉ポートパーク・千葉市通町公園・南房総市大房岬自然公園内 タイマイ浜の計4箇所で同日の開催となりました。各会場では、約1時間のごみ拾いが行われました。
メイン会場となった稲毛海浜公園では、93人が参加し、4会場で合計161人の参加者が同時にごみを拾いました。
前の週には台風13号が千葉県を襲い、浜辺には大木も含めた流木や、大きなごみが流れ着いていました。さらに流木などと一緒に、ペットボトルやビニール袋など細かいごみも同時に流れ着き、回収も大変でしたが参加者の皆さんは黙々とごみを拾い集めていきました。
参加者の中には高校生も多く集まりました。
参加した高校生はー
「ごみ拾いに参加してみて、予想以上にごみが落ちていることがわかった」
「参加しないと気にもしないことで、参加したことで周りに落ちているごみに気付くようになった」
「きれいになると気持ちいいので、継続してごみ拾い参加したい」
など、継続した取り組みに意欲的でした。
ごみ拾い終了後、海洋ごみを使った海ごみアート作りが行われ色とりどりの海洋ごみをアートに仕上げていきました。
また、「WORLD CLEANUP DAY 2023」YouTubeライブ配信の同時配信の取材が入り、世界中の人と「World Cleanup Day」を通して、海ごみゼロへの思いを一つにしました。
主催・千葉愛の教会 後藤さん
「WORLD CLEANUP DAYは我々の教会が海岸での清掃ボランティアを初めるきっかけとなったイベントで、1年の中でも一番大切に考えています」
「今回で5周年を迎えたが、この世界的イベントを日本でももっと広めていきたいと考え、今年から千葉県の地域パートナーになりました」
「また会場も4箇所同時開催にチャレンジし、より多くの方に参加して頂く機会になればと考えました」
「海ごみ問題については、活動を継続していく中で少しずつ知るようになったが、綺麗な海を後世に残すため、より多くの方に現状を知って関わって頂く必要性を感じています」
「自分が綺麗にした場所には不思議と愛着がわくもので、清掃ボランティアを通して、地域を愛する心を育む機会になることを願っています」