水難救助を行う際の連携や技術の向上を図ろうと、10月23日、千葉市で消防と警察による合同訓練が行われました。
23日、千葉市美浜区の検見川の浜で行われた訓練は、釣り人が防波堤から海へ転落したとの想定で行われ、千葉市消防局の特別救助隊と県警の水上警察隊の、隊員など合わせて約30名が参加しました。
会場では、溺れて心肺停止状態になった人や、足をけがした人などを、特別救助隊の隊員が海に飛び込んで確保し、水上警察隊の船を使って、防波堤まで引き上げる一連の手順を確認しました。
千葉市にある検見川の浜や幕張の浜などでは、ここ数年、水難死亡事故が相次いでいて、市消防局では、救助技術の向上を目的に今後も、警察や海上保安庁など関係機関との連携強化を図りたいとしています。