ふるさとへの思いと生き物の命を大切にする心を育んでもらおうと12日、千葉県白子町で小学生らがニホンウナギの放流を体験しました。
この放流体験は、地元の小学生たちに郷土の産業や川に愛着を持ってもらい、生き物の命を大切にする心を育んでもらおうと「南白亀川漁業協同組合」が企画したものです。
白子町の南白亀川で行われた放流体験には、町内3つの小学校の2年と3年の児童約60人が参加し、ニホンウナギの幼魚60キロを放流しました。
児童たちはヌルヌル滑るウナギの幼魚を掴むのに悪戦苦闘しながらも、楽しそうに歓声をあげながら放流していました。
南白亀川漁業協同組合の酒井良信組合長は「コロナ禍で多くのイベントが中止になる中、子どもたちに貴重な経験をさせることができて良かった」と笑顔で話していました。
放流を体験した児童はー
「ウナギはこんなにヌルヌルしていることがわかった」
「ウナギは逃げる時に速いと思った」
「ヌルヌルしていたが楽しかった」