7月30日の「土用の丑の日」を前に、成田空港では、ウナギの輸入が最盛期を迎えています。
カゴの中で動き回り、外に飛び出す、活きの良いウナギも…。
ここ、成田空港は、全国のウナギの輸入量の約9割を占めています。
とくに7月は一年で最も多く輸入され、税関職員がウナギを検査する作業を行いました。
こちらのウナギは成田市の輸入業者「丸勝」が中国や台湾から仕入れたもので、一日で2トン余り、約8400匹を輸入しました。
丸勝によりますと、ウナギは物価高騰や円安の影響はあまり受けず、輸入ウナギの仕入れ価格は2022年とほぼ同じです。
ただ、シラスウナギの価格が高止まりしていて、例年よりは2割ほど高いということです。
そんなウナギについて、丸勝の社長は、連日、猛暑が続く中でこう語っています。
丸勝 西勝光治 社長
「シラスウナギが高かった関係で養殖業者も一匹一匹 丁寧に育てているので、(ウナギを)食べて元気になって、また食べよう、元気になろう、暑い夏を乗り切ろう、そうなってくれればうれしい」