2025年5月22日(木)に東京都千代田区にて『日本財団 海のそなえシンポジウム2025』が開催されました。
海のそなえシンポジウムは「海のそなえプロジェクト」の取り組みの一つとして、毎年発生している水難事故を減らすこと、これまでの常識を疑い新たな海のそなえをつくることなどを目的としています。
シンポジウムでは様々なジャンルで活躍する有識者が登壇し、”溺れの定義”についてや身につけたくなる”フローティングアイテム”、溺れないための教育についてディスカッションしました。
また、水難事故の予防情報コンテンツ「おぼれ100」も新たに発表されました。
「おぼれ100」は1000人を対象にしたヒヤリハット調査をもとに作られ、溺れるきっかけがわかりやすく描かれています。共感しやすいストーリーを通じて水難事故対策を自分ごととして捉えてもらうことが狙いです。
公益財団法人 日本財団 海野光行 常務理事
「昨年から続けてきた調査を実際のアクションとして示せたのは一つの大きな成果。”おぼれ100”などを一般の方に見てもらい、そなえは関係者だけでやるものではなく、社会全体で醸成していくものだと皆さんに伝えていきたい」
▼「これで、おぼれた。『おぼれ100』」(海のそなえプロジェクトHP)
https://uminosonae.uminohi.jp/obore/