10月15日と16日、東京都世田谷区で「海のごちそうフェスティバル」が開催されました。
“おいしい、以上に知ってほしい海がある”をメインテーマに、食べ物を通じて海に親しんでもらおうというイベントです。
イベントでは、日本財団の海野光行常務理事が、「海と食」に関する意識調査の結果を発表しました。
日本財団 海野光行常務理事
「まずは“おいしい”を入口にして、海と日本人をつなげることから始めたい」
「そのために、海のごちそうフェスティバルを開催した」
会場では、40都道府県の海産物や海に関する特産品を販売する「海のごちそうマルシェ」も開催。
千葉県からは、カルシウムが豊富な山武の海の塩「えんむすび」などが並び、多くのお客さんで賑わいました。
また、服部栄養専門学校の服部幸應校長と、魚を用いたセラピー「フィッシュフィーリング」の専門家・“令和のお魚王子”こと、鈴木香里武さんが登壇し、トークセッションも行われました。
服部栄養専門学校 服部幸應校長
「ごはんに合った魚の食べ方をもう一度見直してほしい。そうするとごはんが進む。取っ掛かりがそこから入ると、“おいしいね”と言ってみんな食べるようになる」
鈴木香里武さん
「日本語の中にいろいろな魚が溶け込んでいる。鯖を読む、滅多矢鱈、鱈腹食べる、ごり押し、にべもないなど」
「なぜ魚が昔から日本語に溶け込んでいるかというと、当時それらの魚を日常的に食べていて、それだけ身近にあったのでそういう言葉になっている。昔を振り返っているのも、魚食文化にはすごく大切な文化だと思う」