毎年6月5日は「世界環境DAY」なのを皆さんご存知でしょうか。実はこの記念日、なんと日本が国連に提案した記念日なんです。
その世界環境DAYにちなんで、海をきれいにするイベントが開催されました。
千葉県浦安市の日の出北公園内にある三番瀬で、浦安三番瀬感謝祭と名付けられた、市民による清掃活動が行われました。
市民の憩いの場として愛されている三番瀬。ごみを拾う皆さんの顔は真剣そのものです。
浦安三番瀬クリーンアップ大作戦実行委員会が主催する活動ですが、その理念に共感した「日本財団の海と日本プロジェクト CHANGE FOR THE BLUE」も協力し、共に海洋ごみ問題の解決に取り組みました。
集まった人数は大人から子どもまで、なんと622人!
みんなで汗をかきながら集めたごみの中には、ペットボトルや空き缶、タバコの吸い殻、そして海からの漂着物も・・・。
この日集めたごみの総量は、なんと120キロにもなりました。
そして、今回のごみ拾い、ただ集めて終わりではありません。
実はセレクトショップのハピネスアンドデイが、ペットボトルをはじめとしたプラスチックごみをアップサイクルして、ある物を作るんだそうです。
製造するメーカーによりますと・・・
有限会社内田プラスチック 内田栄時代表取締役社長
「このアップサイクルでサングラスを作りたいって話を聞きまして、ハピネスアンドデイさんの社長さんが自らでっかいカバン背負って弊社にいらっしゃいまして、それで意気投合しまして、サングラスを商品化していくことが決まりました」
ゴミ拾い後のすっかりきれいになった三番瀬では、その後カニ釣り体験やミニタッチプールが設けられ、子どもも大人も夢中で楽しんでいました。
浦安三番瀬ではカニ以外の生き物もいろいろ見られるそうです。
こうした生物が見られるのも、参加した皆さんが海をきれいにする活動をしっかりしてくださっているから。
私たちも身近で親しみのある場所を、いつまでもきれいにしたいという気持ちでずっと過ごしていけたら良いですね。
アップサイクルで作られたサングラスの完成も楽しみです。