レポート
2018.11.12

【特集】後編 かつて千葉市は日本一の消費地だった 海苔は米のほか“パン“で消費拡大を

 海苔の消費地でかつて日本一だった千葉市。美味しいちば海苔を沢山の方に食べていただけるように、生浜高校と千葉県海苔問屋協同組合がタッグを組みました。海苔を使ったパンの開発に取り組んだのは千葉県立生浜高等学校のビジネス研究同好会。「千葉市海苔消費量日本一応援プロジェクト」を発足し地域のイベントに参加するなど海苔のPR活動を積極的に行っています。

県立生浜高校での取り組み

  1. 千葉県立生浜高等学校 青木先生
  2. 学園祭「しほた祭」での販売
  3. 生地に海苔が練りこまれたパン

千葉県立生浜高等学校 青木先生
「生徒に一つでも活動の場を与えたかったという所、商品開発、高校生の斬新なアイデアで地域が元気になるような商品を作ろうという所から始めて、千葉市の海苔を応援するという所で今に至ります」

 パンの開発製造・販売方法などの専門的な知識は千葉市で人気のベーカリー「クロワッサンフレール」の協力を仰ぎ、完成したパン「土気からし菜知ってっか?」は10月27日に開かれた生浜高校の文化祭「しほた祭」で初めて販売されました。そして海苔の風味がすごく伝わると大好評だったパンは生徒たちの熱意のこもった接客で文化祭では100個を売り上げることが出来ました。

 

お客さん
「入っていた海苔が海苔の感じが強くて美味しかったです。」
「海苔の香りがすごく強くて、風味がすごく伝わってくる」

 

生徒
「お客さんと接した時に、美味しかったとお礼を言ってくださった時に、やって良かったと思います。」
「協力していただいている方々に、もっと売り上げを伸ばして恩返しをしていきたい」

 販売を通してお客さんと直接ふれあう事で一段と成長したビジネス研究会の生徒たちさらに消費拡大活動に対する想いも強くなりました。

生徒
「凄い誇れる事なので、一位に戻したい気持ちはありますね。」
「もちろん消費額ですね一位を奪還できるように頑張ります。」

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