レポート
2018.11.12

【特集】前編 かつて千葉市は日本一の消費地だった 海苔は米のほか“パン“で消費拡大を

 つやつや輝き、香ばしい香り、ふっくらとしたパンの中身には千葉市緑区・土気地域で長年栽培されてきた「土気からし菜」。さらにもう一つ千葉市と深い関わりのある食材を使用しています。それは…“海苔”です。

千葉市は海苔消費が全国1位だった

  1. 統計調査
  2. 千葉県海苔問屋協同組合 理事長 飯塚さん
  3. 海苔の製造ライン

 千葉市は「都道府県所在市および政令指定都市海苔消費金額ランキング」で、2011年から3年間連続で日本一海苔を消費した都市なんです。しかし、その後のランキングでは首位から遠ざかりことし1月から7月までの調査では5位まで下がっています。この結果に…

千葉県海苔問屋協同組合 理事長 飯塚さん
「プロの中でも香りは全国一と言われている食べてもらえないのがとても残念です。」

 こう語るのは海苔を販売して34年の飯塚さん。県内の海苔販売店37社が加盟している千葉県海苔問屋協同組合の理事長です。

飯塚さん
「約200年前からチバのりは続いております。千葉市も幕張、稲毛、検見川、蘇我の方の海辺で盛んに海苔養殖が行われていた埋め立てにより現在は海苔の養殖は行っていませんが、昔から地域の人たちに親しまれています。」

 海苔の消費額が減ってしまった原因として消費の仕方、海苔の食べ方が変わった事が大きいそうです。

飯塚さん
「海苔の用途は大きく3つあって、進物用いわゆる贈答品、家庭用、業務用、昔は進物用家庭用で6割以上消費、今は業務用途で6割消費されている消費需要の変化、コンビニのおにぎりに代表されるがのり単独で消費されることが減りました。美味しいちば海苔を沢山の方に食べていただけるように、生浜高校さんと取り組みを始めております。」

 

後半へ続きます。

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