マンボウ進化の秘密とは?『海洋研究3Dスーパーサイエンスプロジェクト』研究発表会

2022-6-27
海と日本PROJECT in 千葉県

 最新の3D技術を活用した海洋生物の研究を通じて将来様々な分野で活躍できる人材の育成を目指す海洋研究3Dスーパーサイエンスプロジェクト

 このプロジェクトに第1期研究生として参加した中学生9人の研究発表会が2022年5月22日に東京都で行われました。

研究発表に向けて

 2021年9月の入学式からおよそ8か月間、3D技術、海洋分野の専門家たちからアドバイスを受けながら1人1つの海洋生物をテーマにして研究を重ねていき、ついに研究成果発表の日を迎えた研究生たち。

 ウニやヒトデ、クジラなどそれぞれの研究内容を自分でモデリングし、作り上げた3D出力作品とともにプレゼンテーションしました。

「マンボウ」の進化についての発表

 研究生の1人、千葉県出身の宮澤理人さんは残念ながらこの日欠席だったため、あらかじめ収録したVTRで研究内容を発表。

 ふぐから進化したマンボウについて解説しました。

宮澤理人さんはー

「今回僕のやらせてもらった発表は、主にこのマンボウというのがフグから進化していて、それに伴って骨格だとかもいろんな構造をもって進化したという話なんですけど、それが僕自身の中で凄く驚いたことだったので、それを皆さんに発表できてとても良かったと思います。僕自身も3Dモデリングとか全然触ったことがなく、でも今はこのマンボウぐらいなら作られるぐらいにはなったので、すごい成長したなっていうのと、今回の研究対象がマンボウであったり、裏で少しクジラの研究もしていたので、特に海洋生物に詳しくなれて、好きになれた良い機会でした」

プロジェクトの意義と期待について聞きました

 3Dスーパーサイエンスプロジェクトで講師を務めた吉本アートファクトリーの吉本大輝さんは今回の研究生の成果を見てー

「3Dという触れたこともない段階から、よくここまでみんな頑張ってくれたなと思いました。出力品や完成したものも、すごくクオリティが高くて、発表も面白くて感動しました」と嬉しい気持ちを語りました。

 

 またこのプロジェクトを企画した日本財団の海野光行 常務理事はー

「3Dの技術者が日本で不足している、さらにその3Dを教育の中に入れ込むというところがなかなか進んでないというところで、1つのモデルとして私たちがやったらどうなるのかが、きっかけのところです。2期目の方々には、これから現場で実際に手を動かす、体を動かすというところも含めて、しっかりと勉強してもらえるカリキュラムを作っていきたいです」と、このプロジェクトの意義と今後の期待を語りました。

 

 海洋研究3Dスーパーサイエンスプロジェクトは2期生を募集中です。

 2022年7月4日(月)までエントリーを受け付けています。

 詳しくは「海洋研究3Dスーパーサイエンスプロジェクト」のHPをご覧ください。

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