千葉県鴨川市の水族館でイルカの赤ちゃん2頭が誕生し、元気な姿を見せています。
鴨川市の鴨川シーワールドでは2024年8月、カマイルカの親子が相次いで出産を迎えました。
まず、8月8日に推定年齢34歳のお母さんイルカ「ディアナ」がオスの赤ちゃんを出産、続く23日に9歳の「ティア」が国内では初めて飼育下での3世となるメスの赤ちゃんを出産しました。
2組は母子ともに元気で、赤ちゃんイルカがお母さんに寄り添って泳いだり、泳ぎながらお乳を飲んだりする姿も見られます。
鴨川シーワールドによりますと、カマイルカの繁殖は難しく、無事に育つのは50%ほどと言われていて、体重や検査結果を参考に母乳を搾乳して飲ませているということです。
2頭はいずれも現在体重20キロ前後に成長していて、鴨川シ―ワールドでは、体調によって観覧を制限する可能性があるものの、かわいらしく泳ぐ姿を見守ってほしいと話しています。