海の安全がどのように守られているのかを学ぼうと、千葉県銚子市で8月8日、市内の中学生が“海の警察”を職場体験しました。
この職場体験は、中学生たちに海の安全がどのように守られているかを学んでもらい、将来の仕事選びに役立ててもらおうと、海上保安庁銚子海上保安部が企画しました。
コロナ禍で4年ぶりの開催となった8日は、銚子中学校の生徒10人が参加し、約36キロメートル先まで光が届く犬吠埼灯台のレンズを磨くメンテナンス作業を体験しました。
また、市内の海水浴場で海の危険などが書かれたチラシを配る安全啓発活動に参加して、海水浴客らに安全利用を呼びかけました。
銚子海上保安部では、子どもたちに海上保安部の仕事に興味を持ってもらえるよう、今後も職場体験を行っていくことにしています。
参加した生徒は―
「レンズ磨きは中も暑くて磨くのも難しいので、海保の人も大変だと思った」
「どの職業にも責任があるのだと思って、毎日仕事でこなしている人たちはすごいなと改めて思った」