2月11日に館山市内で開かれたのが、『里海博2024』。
今回で5回目となるこのイベントは、地域の自然環境を守り後世に残す方法をみんなで考えることを目的としています。
会場では海を身近に感じられる体験コーナーや、地元の小学生がまとめた環境問題の展示、東京湾のマハゼを研究しているハゼ博士や、里山で獣害対策に取り組む専門家の講演も行われました。
また南房総地域の将来を担う中高生が、それぞれ取り組んでいる活動を発表。
千葉県立安房高等学校は、里山を代表する生き物「サシバ」の生息状況調査や、近年減少した海藻「アマモ」の復活を目指した活動について発表しました。
参加した生徒はーーー
「アマモ再生活動の中で様々な人との繋がりが生まれたと感じている」
「その繋がりをさらに色々な人に広げていけば、海の環境を良くする人、守りたい人も増える。それが海の環境を良くすることに繋がると思う」
主催者の竹内さんは、皆の活動も里海博も今後も続けていくことが大切だと考えています。
NPO法人たてやま・海辺の鑑定団 理事長、里海博主催者 竹内聖一さん
「子どもたちの主体的な動きや考えをきちんと発信する、もしくは行動できるような素地を作っていければ良いと思う」
「そのために里海博をどういった形にするか続けながら考えていく」
(モーニングこんぱす 2024年2月19日放送分より)