8月27日(日)ふなばし三番瀬環境学習館で『日本さばける塾 in 三番瀬』が開催され、県内外の小学生10人とその保護者が参加しました。
まず目の前に広がる干潟に出た一行。三番瀬に生息する生き物を学芸員と探してその生態を生学ぶフィールドワークに挑戦します。
そして、いよいよメインイベント。千葉県が漁獲量一位を誇るスズキの子ども”フッコ”を一人一尾さばきます。
さばき方を教えるのは都内でレストランを営む(定食カフェ ラハン)大野隆幸さんです。
スズキの子どもと言っても大きさは40センチほど。普段見ない魚の大きさに悪戦苦闘しつつも、アドバイスをもらいながら食べやすい大きさにすることが出来ました。
さばいたフッコは千葉県産の海苔で手巻き寿司にして食べ、皆大満足の様子でした。
参加者はー
「大変だったけど上手くさばけた。中骨と皮剥きが難しかった」
「なかなか家庭で魚1尾さばく懐の深さがないので、最後まで自分でチャレンジ出来て良い経験だった」
定食カフェ ラハン 大野 隆幸さん
「いきなりスズキをさばくのはすごくハードルが高かったと思うが、皆とても頑張って泣き言を言わず怪我無く無事終われて良かった」
「そんなに怖くない・楽しかった・もう一回やってみたいと思ってもらえたら最高」
食事を終えた後は東京湾の歴史についての講義。
かつて三番瀬が埋め立ての危機に瀕したことや、外国では埋め立てた土地を自然に戻す取り組みが行われていることなどが紹介されました。
東邦大学 非常勤講師 佐野 郷美さん
「色々な生き物と触れ合って遊んだ海、美味しいものを食べたりした素晴らしい海が一度は無くなりかけたが市民が守った。」
「そんな歴史のある場所だということを分かってもらい活かしてもらいたい。素晴らしい会だった」
(モーニングこんぱす 9月5日放送分より)