レポート
2025.01.31

すし銚子丸の職人から”海と食”を教わる『日本さばける塾』

 1月11日(土)に魚の調理技術とともに、海の食文化や海洋環境について学ぶ「日本さばける塾 with すし銚子丸」が豊洲市場内で開催されました。

 今回の講師は、千葉県や東京都などで寿司チェーンを展開する「株式会社銚子丸」のみなさん。
 まずはじめに、海の学びとして「磯焼け」について講座を行いました。

 次に調理室へ場所を移し「魚のさばき体験」へ。職人さんと同じ白衣を身にまとい、入念な手洗いの後、「鯵(アジ)」の三枚おろしに挑戦しました。
 日頃、直接手にすることのない丸ごと一尾の魚を前に、子どもたちは真剣な表情。身と骨の硬さの違いや、慣れない包丁に悪戦苦闘しながらも全員が見事にさばくことができました。

 さばいたアジは、握り用の刺身と、軍艦用のなめろうに。千葉県の郷土料理「なめろう」は、たたけばたたくほど美味しいということでみんな一生懸命に包丁を動かしていました。

 そして最後は”握り”に挑戦。寿司職人の手さばきを真似しながら、自分でおろしたアジの握りずしを完成させました。

参加者からは―
「お寿司を握る人の苦労や努力がわかって楽しかった」
「初めて自分で魚をさばいてみて、尻尾の方とか身とか取れてしまったけど美味しかった」
「これを機に家でもやってみようと思えたので、また機会があれば参加したい」

 大好きなお寿司を味わうと同時に、海の恵みや、食に関わる人々への感謝を体感できるイベントとなったようです。

株式会社銚子丸 取締役人材戦略本部長 佐々木 秀信さん
「魚をさばいてからお寿司まで作ることを体験することで、魚を大事にしなくてはいけない、物の大切さというのを知っていただけたかなと感じている」

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