陸上養殖の体験を通して水産資源の貴重さや命の大切さを学ぶ「陸養プロジェクト」。
千葉県松戸市の馬橋小学校では5年生の児童たちが5か月ほどかけてヒラメの養殖を行ってきました。
2月10日の授業ではこれまでの活動を振り返ると共に、育てたヒラメを食べるかどうかの議論を実施、そこで出た答えは「食べる」。
ただ、育ててきたヒラメはまだ小さかったため、そのまま次の学校へ引継ぎ、代わりにNPO日本養殖振興会代表理事の齊藤浩一さんが育てたヒラメを食べることとなりました。
Q.養殖ヒラメを食べてみて
「プロが育てたというのもあるけれどすごくおいしく感じて、命ってこんなに大切なんだなと感じました」
Q.『食べる』結論を選んだ理由
「養殖の授業だったからヒラメを食べた方が、養殖についてちゃんとわかるかなと思いました」
Q.養殖ヒラメを食べてみて
「いままで育ててきた愛着も湧いていて、食べることは違うヒラメだとしても抵抗感が少しあった。今まで育ててきたことなどを思い出して感謝しながら食べました」
また、実食のあとにはこれまで養殖で使ってきた場所や道具などを片付け、最後は全員でヒラメに別れを告げました。