2月6日は「海苔の日」です。
千葉県富津市では5日、市内の子どもたちに地元名産の海苔がプレゼントされました。
贈呈式は富津市の飯野小学校で行われ、新富津漁業協同組合から味付け海苔約4000食分が市に贈られました。
贈呈式で小泉敏組合長から「子どもたちが給食で食べて海苔のことを話してもらえれば」と伝えられると、代表として出席した6年生の立川昊靖さんと高田彩永さんは「不作と聞いている中、貴重な海苔をいただけてうれしいです」と感謝の言葉を述べました。
富津市の海苔は江戸前海苔として高い評価を受けていて、県内で生産される海苔の約8割を占めています。
海苔の贈呈は子どもたちに地元名産の海苔を食べてもらい、ふるさとの味を伝えていこうと、40年ほど前から行われていて今回贈呈された海苔は3月に市内11の小中学校と13の保育所などで給食に提供されるということです。
児童は―
「おいしい海苔がもらえてうれしい。給食でご飯の上にのせて食べる」
「自分の住んでいるところで作られた海苔を食べていると思うと、土地と一体化した感じがする」