房総半島の最南端にある野島埼灯台で7月18日、海の日を記念してイベントが開かれました。
コロナ禍で3年ぶりの開催となったこのイベントは、千葉海上保安部の職員が海の日に合わせて灯台の役割や海上保安官の仕事を紹介するもので、多くの家族連れなどが千葉県南房総市にある野島埼灯台を訪れました。
国の登録有形文化財に指定されている野島埼灯台は18日、一日無料で公開され、そのすぐそばにある灯台資料館では、千葉海上保安部の職員が灯台をかたどったペーパークラフトや海上保安官の帽子に似せたサンバイザーを配りました。
野島埼灯台は全国に16か所しかない一般客が登れる灯台の1つで、訪れた人は目の前に広がる太平洋のパノラマを感激した様子で見回していました。
訪れた人は―
「長い年月があって、こんなにすごいものができたのかなと思った。すごく高くて、少しだけ怖い」
千葉海上保安部 関貴之 次長
「こういうところでやると、海上保安庁の業務をより深くわかってもらえたのではと再認識している」