レポート
2026.03.03

「温かいご支援を」 銚子沖のイルカ・クジラウォッチング船が「問題」に直面

 千葉県銚子沖でイルカやクジラを見に行くツアーがいま、ある問題に直面しています。

 銚子沖のイルカ・クジラウォッチング。

 親潮と黒潮がぶつかる銚子沖は、野生のイルカやクジラが回遊してきて、ほぼ一年を通じてイルカやクジラに会うことができる希少なスポットです。

 宮内幸雄さんがこのツアーを始めたのは1998年。小さな漁船で漁の合間にツアーを行っていましたが、より多くの人にウォッチングを楽しんでもらおうと、2002年に、40人乗りの旅客船・フリッパー号を導入しました。

 東日本大震災では、係留していた銚子マリーナが津波に襲われて崩壊しましたが、宮内さんは、フリッパー号を守るため沖へと走らせ、難を逃れたといいます。

 導入から24年。フリッパー号は多い時で年間約4000人の観光客を乗せて、イルカやクジラとの出会いを生み出してきましたが、長年の使用で老朽化も目立つようになりました。

宮内 幸雄さん
「船の底、船底ですね。船底ということは、穴でもあいたら水が入ってきてしまうので、安全面を考えたら早め早めにやろうということで」

 船の修繕費用を集めるため、宮内さんは2月、クラウドファンディングを立ち上げました。

 募集期間は3月15日までで、目標額の700万円に対し、3月2日午後3時現在、約171万円が集まっているということです。

 寄付の特典には乗船招待券のほか、船体や座席への名前の掲示などが用意されています。

宮内 幸雄さん
「銚子の海はイルカやクジラが多い種類も頭数も多い。いろんな方々にこの海を知ってもらい、野生動物を知ってもらいたい。もう少し我々も頑張りながら、まだまだ続けていくつもりでいます。皆さん方の温かいご支援をお願いしたい」

 

銚子海洋研究所 ちょうしイルカウォッチングHP
https://choshi-iruka-watching.co.jp/

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