三方を海に囲まれた千葉県。そんな“海洋県”としての魅力を、全国に発信する国民的イベントが2027年の秋に開催されます。
千葉県庁では10月20日午前、2027年の秋に県内で開催される「全国豊かな海づくり大会」実行委員会の総会が開かれました。
初回となる今回の会議では、県の水産業の振興と海の賑わい創出や、自然環境の保全などの取り組みを含む大会の基本方針が承認されたほか、式典行事の会場を旭市の県東総文化会館、海での歓迎・放流行事の会場を銚子市の銚子漁港とすることが決まりました。
実行委員会の会長に就任した熊谷知事は、「大会は千葉県のブランド力を向上させ、水産業の振興と地域の活性化を図る絶好の機会。万全の準備を進めたい」と述べ、実行委員会のメンバーに大会の成功に向けた協力を呼びかけました。
「全国豊かな海づくり大会」は、水産業の振興と発展を図ることを目的に1981年から毎年全国で巡回開催される国民的イベントで、千葉県での開催は1992年に勝浦市で開催して以来35年ぶり2回目となります。