特別支援学級の児童らに海を安全に楽しむ方法を学んでもらおうと、9月11日、千葉県勝浦市の海水浴場で「海の安全教室」が開かれました。
この教室は、日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環として、都内のお出かけ情報サイト運営会社が企画したもので、東京都目黒区の4つの小学校の特別支援学級から児童35人が参加しました。
はじめは、海に入るのを怖がる児童もいましたが、ライフセーバーなどが、海で遊ぶ際の注意点を教えると徐々に慣れていき、ほとんどの児童が海の中で遊べるようになっていました。
また安全教室の後にSUPの体験会が催されると、児童らは声を出しながら力を合わせてパドルを漕ぎ、マリンスポーツを楽しんでいる様子でした。
今回の企画の担当者は、「海に触れる経験がない子どもや大人が増えている中、こうした取り組みは子どもたちの大きな成長につながると思う。 心の海離れを少しでも減らしていければ」と話しています。