豊かな自然に親しんでもらおうと、千葉県富津市で4月16日(水)、地元の児童らによるアユの稚魚の放流が行われました。
富津市を流れる湊川の支流では、環小学校の児童20人余りが、アユの稚魚の放流を体験しました。
児童らは「大きく育ってね」と願いを込めながらおよそ4000匹の稚魚を川に放ち、元気に泳ぎ回る姿を見守っていました。
体験した児童はー
「アユが自然の中で元気になってほしいと放流した」
「アユがしっかり成長して大人になってくれたらいいと思った」
この取り組みは、地元の子どもたちに富津市の自然や生き物に親しんでもらおうと、湊川漁業協同組合が1992年から毎年行っていて、組合長の山田重雄さんは「稚魚の放流を通じて、地元に愛着を持ってもらえれば」と話しています。
なお、富津市でのアユ釣りは6月1日に解禁となり、9月30日まで楽しめるということです。