四方を海と川に囲まれた千葉県の水域の安全を守ろうと、千葉県警水上警察隊の新たな船が4月9日、千葉市の港から出港しました。
千葉市中央区の中央港で行われた県警の中型船舶、「いぬぼう」の就航式。
1994年から31年にわたり稼働してきた初代に代わり、新たに二代目が導入されたことから、その海難防止を祈願して行われました。
式典で、鳥山昭一水上警察隊長が「三方を海に、一方を川に囲まれる千葉県において、しっかり訓練を重ねて、県民の負託に応えていきたい」と訓示を述べた後、隊員らが乗船した「いぬぼう」は早速、パトロールへと出港していきました。
県警の水上警察隊は、大型、中型、小型の合わせて4隻を使って、石油コンビナートや火力発電所などの重要施設が集まる千葉港、木更津港を中心に、県全体の水域の安全確保に向けて活動しています。