持続可能な開発目標SDGsに取り組む千葉県船橋市の団体が、食を通じてフードロス削減などに関心を持ってもらおうと、規格外野菜などを活用したオリジナルパスタを開発しました。
オリジナルパスタは東武百貨店船橋店の飲食店で販売中で、廃棄予定だった規格外の小松菜が、麺に練り込まれています。
また、ミートソースには、小骨が多く関東ではあまり流通しないコノシロのミンチが使われています。
パスタ・デ・スマイル 富樫義行店主
「ふなばし海と大地のパスタということで見た目が緑色の麺となっています」
店のオーナーの富樫義行さんは船橋市のフードロスを削減しようと、2023年に市内の生産者や飲食店のオーナーらで作る「ふなばしSDGsの会」を立ち上げました。
年に4回会合を開催しそれぞれの立場から意見交換しています。そうした意見をもとにこのパスタは誕生し、小松菜、コノシロいれも地元の食材を活用したということです。
パスタ・デ・スマイル 富樫義行店主
「コロナで飲食店がボロボロになったときに地産地消に取り組もうと思ってはじめたのは小松菜パスタ。船橋の素材しか使っていないというので非常に喜ばれる人もいる。おいしく仕上がっているので、ぜひお子さんや幅広い層に食べていただけたら嬉しいなと思う」
富樫さんは今後も団体の活動を通じてSDGsの推進とともに地域の活性化も図りたいと話しています。
パスタ・デ・スマイル 富樫義行店主
「パスタしかりいろいろな生産者の人とか加工業者もいるから、何か皆さんでコラボしてSDGsの会から発信する次の商品を作っていきたいと思う」