海運業や漁業など、海を取り巻く経済活動が抱える課題について話し合う国際会議が3月12日、日本で初めて開催されました。
持続可能な海洋経済の発展を促そうと、イギリスの経済誌のグループが主催する「ワールド・オーシャン・サミット」。
今回、日本で初めて開催され、国内外の政府関係者や科学者、それに企業の担当者らが出席しました。
共催者として挨拶に立った日本財団の笹川陽平会長は、「世界には180以上の国があるが、海はたった1つだと忘れてはいけない。未来のために国を超えて意見を交わそう」と呼びかけました。
12回目となる今回の会議では、2日間で約150人の専門家が登壇し、海洋汚染対策や健全な漁業の在り方などについて議論するということです。