めでたい絵柄や華やかな色使いが特徴的な、漁師の祝い着「万祝」を集めた特別展が千葉県立中央博物館で始まりました。
「万祝」は、江戸時代後期に大漁などを祝う祝儀として生まれ、房総半島から東日本の太平洋沿岸に広まったとされています。
県立中央博物館にはいま、青森から静岡まで各地に残る「万祝」が全国で初めて集結し、地域の特色が表れている絵柄からは各地の漁師文化などに触れることができます。
初日の7月27日はオープニングイベントも開かれ、県内の専門学校生が、自分たちで作った「令和の万祝」を着てファッションショーを行いました。
この特別展は9月29日まで開かれています。