水の事故が増える夏休みを前に、千葉県我孫子市と柏市の消防署が7月12日、合同で水難救助訓練を行いました。
我孫子市若松の手賀沼公園で行われた水難救助訓練には、我孫子市と柏市の消防署などから約70人が参加しました。
訓練は、我孫子市と柏市にまたがる手賀沼で漁船とボートが衝突して航行不能となり、合わせて6人が救助を求めているとの想定で行われ、ドローンを使った上空からの行方不明者の捜索や、溺れている人を救助艇で救出するなど一連の手順を確認しました。
訓練は双方の市の消防や関係機関との連携強化を目的に4年前から行われていて、合同指揮本部では連絡体制や指揮系統を検証していました。
我孫子市消防本部 田村秀信 消防司令長
「我孫子市と柏市の消防は手賀沼だけではなく利根川、国道6号線、常磐線など、いろいろな所で共に災害対応する可能性がある。それらに向けて合同本部指揮を組めた今回は良い訓練になった」