千葉県内各地の海水浴場が多くの家族連れなどで賑わうなか、海の事故を未然に防止しようと、海上保安庁の職員が注意を呼びかけています。
九十九里町の片貝海水浴場では、8月14日、安全に海を楽しんでもらおうと、海上保安庁・銚子海上保安部による見回りが行われました。
職員たちは、遊泳客らに注意事項が書かれたチラシを手渡しながら、離岸流にたいする注意などを呼びかけていました。
8月に入り、隣接する茨城県の海水浴場では遊泳中の人が沖に流されるなどの水難事故が相次いでいるということで、海上保安庁は海水浴で気を付ける3つのポイントを次のように話しています。
銚子海上保安部 深山登 海上保安官
「(1点目は)海水浴場以外では泳がないこと。海水浴場にはライフセーバーがいるので、何かあっても助けてくれる人がいる。2点目は離岸流に注意すること。一般の方はなかなか見極めが難しい、不安であればライフセーバーに声をかけてほしい。3点目はお酒を飲んだら海に入らないこと。判断能力の低下や心臓麻痺になることがある。これらの3点をお願いしたい」