海辺で発見されたのは化石?実はこれ、クジラの骨なんです。
2023年1月、千葉県南房総市の和田浦海岸で行われた発掘作業。
次々に現れるのは、7年前、海岸に打ち上げられた後に埋められた、希少種「コククジラ」の骨です。
経費の都合で長年、掘り起こしが見送られていましたが、クラウドファンディングなどにより、今回の発掘が実現。
海と日本プロジェクト、「海洋研究3D スーパーサイエンスプロジェクト」の授業の一環として、中学生研究生たちが発掘に参加しました。
一つ一つ丁寧に掘り出された骨は、中学生研究生達の手によって3 D データ化もされました。
3 D データ化することによって、海洋研究の幅がさらに広がることが期待されます。
なお、発掘された骨は東京海洋大学で研究用の骨格標本として補完される予定だということです。