9月21日(土)都内で開催されたのは『第4回 海洋インフォグラフィックコンテスト』
インフォグラフィックとは、情報を分かりやすく人に伝わる形にビジュアル化したものです。
今回のコンテストでは全国の小学生を対象に、海の研究レポートを募集。その中からノミネートされた参加者が、プロのデザイナーと共同でインフォグラフィックポスターを作成しました。
会場では完成した作品とともに研究レポートについてプレゼンし、小学生の視点でとらえた”海の今”を発信しました。
研究レポートを発表する女子小学生
「藻類による酸素発生は、ほかの生き物の進化を推し進め現在も一次生産者として地球環境と生態系を支え続けています」
研究レポートを発表する男子小学生
「大きなプラスチックごみは、生き物の内臓を傷つけたりして、マイクロプラスチックよりも早く生き物の命に係わる」
そして見事、最優秀賞に輝いたのは、鹿児島県の小学4年生 今西 奏大 さんの作品「未利用なんて言葉はいらない!”悪者”をヒーローにするのはぼくたちだ!」です。
海洋環境の変化で増えてしまったウニを悪者にせず、様々なアイディアで観光資源として利用しようと訴え、発表の中では「僕も阿久根(鹿児島県)の海のためになにか行動を起こしたい!」と強く語りました。
制作されたすべての作品は今後、海ほたるなどで展示される予定です。
▽展示日程詳細
【10月1日~10月14日】 羽田空港第二ターミナル5階
【10月17日~10月31日】 八景島シーパラダイス
【11月1日~11月24日】 海ほたる
小学生たちの熱い思いが詰まったインフォグラフィックをぜひ、その目でお楽しみください。
海の未来を考えるきっかけにつながるといいですね!