波佐間海中公園のオーナー荒川寛幸さんにお勧めのダイビングスポットを案内してもらいました。
「そのころは海が宝石のようにきれいだった。いまでもまぁまぁ。」
こう話すのは館山市の波佐間海中公園のオーナー荒川寛幸さん、79歳となった今も現役のダイバーとして愛する海に潜り続けています。
今回は荒川さんにお勧めのダイビングスポットを案内してもらいました。
荒川さんが始めて海に潜ったのは18歳、その後潜水夫として活動し、千葉では初めてとなるダイビングショップを35年前に波左間に開設し、魚たちが多く集まる数々の漁礁を作りました。
はじめに潜らせてもらったのは大きな生簀のあるマンボウランド、その名の通りマンボウに逢えると思いきや、私たちを出迎えてくれたのはジンベイザメです。体調およそ4.5メートルとジンベイザメの子どもですが、悠々と泳ぐ姿は迫力満点。通常は熱帯・亜熱帯地域に生息するサメですが、暖かい黒潮にのってどうやら波左間の定置網に迷い込んだようです。ジンベイザメは怪我をしていた為、この場所で一定期間保護をしていました。(※現在は放流されマンボウランドにはいません)
波佐間海中公園のオーナー荒川寛幸さん
「マンボウランドはマンボウを入れておくから大きな網。50メートルの直径があるのでジンベイザメが入れられる。ここにジンベイザメが入ったのは7頭目。マンボウ・ジンベイザメ・マンタの三種がいたことがある。いろいろなものが一気に見れるから喜んでいる。」
ダイバーにとって憧れの魚ジンベイザメ、千葉の海で一緒に泳げるとは思いませんでした。次に潜ったのは海底神社のあるダイビングスポット、ここは1996年7月20日の海の日に洲崎神社の分社として設置されました。鳥居や社は荒川さんの手作りです。
波佐間海中公園のオーナー荒川寛幸さん
「今から20年前に木更津で大きいタンカーが爆発事故を起こした。色々な事故があったので海底に神社があってもいいのではないかという発想から、聞いてみたら洲崎神社が海の神様なので洲崎神社にお願いをしたら快く「分社としてならいいですよ」と。それから今まで20年間守っています。」
チバテレアナウンサー
趣味、特技は野球観戦、野球スコア、スキューバダイビング、タップダンス。
英語検定2級、書道4段、、ベースボールエキスパート1級。