子どもたちが“魚さばき”に挑戦!出来栄えは…?

2021-12-16
海と日本PROJECT in 千葉県

 11月20日、千葉市中央区にある千葉調理師専門学校で、「さばける塾 in千葉」が開催され、県内の小学生7人とその保護者が参加しました。
 魚をさばくことを通して、海への親しみを深めてもらおうというイベントです。

 

■プロから学ぶ“魚さばき”

 料理を教えるのは、千葉調理師専門学校で西洋料理の講師を務める市川德好先生。
 都内の有名ホテルで料理長を務めた経験もあるんです。

 まずは、先生がさばき方をレクチャー。
 今回は銚子産のあじと、九十九里産のいわしを使った料理に挑戦します。

 どちらも千葉県で多くとれる食卓でおなじみの魚です。

 先生の“技”を真剣なまなざしで見つめる子どもたち…。
 いざ、魚さばきに挑戦です。

■子どもたちも、いざ挑戦!

 しかし、思うようにいかない様子…
 先生は簡単にやってみせましたが、実際にやってみると難しそうです。

千葉調理師専門学校 市川德好講師
「最近家で料理を作る機会が減っていると思う。とくに魚をさばく機会がないので、親子で魚をさばいたことが非常に良かったと思う」

  完成したのは、蒸し焼きにして身が柔らかい、「あじときのこの包み焼き」と、野菜のうまみとニンニクの香りが食欲をそそぐ「いわしのガレット バルサミコ酢ソース」。
 
 慣れない魚さばきに苦戦しながら自分たちで作った料理は、美味しさと達成感で溢れていました。

参加した児童はー
「魚をさばくのは難しかったが、良い経験になった」

参加した保護者は―
「普段料理をしないので、ちゃんとできるかドキドキしながら参加したが、先生方のしっかりした指導のもと、さばくことができて一安心。とても楽しかった」

■海の問題も…

 また、海水温の変化や海洋プラスチックなど魚たちが暮らす海が抱える問題も学びました。

 千葉調理師専門学校 市川德好講師
「海に流れたプラスチックは、溶けずに細かくなって魚が食べる。そうするとその魚を人間が食べる。ゴミを出さないようにすることが、魚の住む環境を守ること」

 美味しく食べた魚が、ずっと未来でも食べ続けられるように…
 子どもたちは海を守るために出来ることを考え始めたようです。

参加した児童はー
「自分がやったことは自分に返ってくると思うので、極力ゴミは出さないようにした方が良い」

「今回の経験を通して、海の大切さや豊かさを考え、プラスチックゴミ問題などがあるので、微力ながら自分ができることを精一杯やっていきたい」

千葉調理師専門学校 市川德好講師
「環境問題は伝わりづらい問題なので、食を通して伝えていければ。遠からずも環境問題が自分たちの食卓にまでも影響を及ぼしていることが少しでも伝えられたのかなと思う」

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