海水浴シーズンが終わりを告げた九十九里浜では、9月2日から大学生らが清掃活動を行っています。
この清掃活動は、NPO法人国際ボランティア学生協会が「拾う心より捨てない心」をテーマに、千葉県旭市から一宮町までの全長66キロに及ぶ九十九里浜全域で、毎年行っているものです。
初日の2日は、協会に所属する大学生約200人が参加し、旭市やいすみ市、それに東京オリンピックのサーフィン会場になった一宮町の釣ヶ崎海岸で清掃活動を行いました。
学生たちは砂浜を歩きながらペットボトルや空き缶などのごみを見つけては袋に入れて行きました。
この清掃活動は9月6日まで行われる予定で、協会では「少しでも海岸環境の保全につながれば嬉しい」と話しています。
NPO法人国際ボランティア学生協会 大学4年 高橋和さん
「ごみを拾うことによって世界と繋がっている。同じ地球で暮らしている。そのような感覚を覚える。社会問題を他人事と捉えずに、自分事として取り組むことが大事だと思う」