子どもによる水の事故を防ごうと、千葉県市川市の小学校で9月5日、着衣水泳を体験する授業が開かれました。
この体験授業は、水難事故から自分の命を守る技術を学ぶと共に意識を高めてもらおうと、市川市菅野の日出学園小学校が開きました。
コロナ禍で3年ぶりの実施となった5日は、5年生約60人が服を着たまま水に入り、ライフセーバーの経験がある先生から「耳を水に付けると浮きやすくなる」や「移動の時は空におへそを向けて」などといった指導を受けていました。
また、ペットボトルを使って水に浮く練習では、講師役の先生が「溺れた子を助けた人が亡くなるケースが多い。溺れている人を見つけたら飛び込まず、身近にあるものを投げ、周りの人に助けを求めて」などとアドバイスをしていました。
参加した児童は―
「結構(体が)重かったのでびっくりした」
「(ペットボトルがあると)力を入れても簡単に浮くので、安心して浮けたので良かった」