千葉市は国内の自治体で初めて、調達した資金の全額を海洋保全に向けた取り組みに充てる債券「ブルーボンド」を発行します。
市によりますと、「ブルーボンド」は、調達した資金を地球温暖化対策や教育・福祉の向上など社会課題の解決に限定して使う債券、SDGs債の一つです。
今回、調達した資金は「ブルー適格プロジェクト」という国際機関が認めた下水道管の老朽化対策やポンプ場の機能強化などに全額充てられ、海に流れ込む下水の浄化に役立てられるということです。
市は、ブルーボンドを早ければ12月中に、法人や団体などの機関投資家向けに30億円を発行します。
1000万円単位で購入でき、購入した投資家のうち希望する法人・団体は、市のウェブサイト上で公表するということです。