浜辺に打ち揚げられた漂着物を収集する「ビーチコーミング」。
拾ったものは標本にしたり、加工したりと色んな楽しみ方があります。
館山周辺の海へ通う 安藤 智さん
「こちらが縄文土器」
「模様が残っているのが楽しい所でこういうものがグッとくる」
50年近く海に通っているという安藤さん。地元の館山周辺で、ごみを拾いながらビーチコーミングをしてます。
コレクションの一部を見せてもらうと、陶磁器やアクセサリー、イルカとクジラの耳の骨、化石や貝殻などがありました。 黒潮に乗って海外のものが流れつくこともあるそうです。
また、よく拾うものの中にはこんなものが・・・
安藤 智さん
「BB弾です。これを鳥が食べてしまうと消化できなくて死んでしまうので拾っている」
安藤さんはビーチコーミングの楽しさを伝えると同時に、浜辺にあるごみはどのようなもので、どう流れつくかを伝える活動もしています。
安藤 智さん
「ごみをそのままにしておくと、恐らく50年、100年と砂浜に混ざっているが、皆で拾って少なくすれば減る」
「その時、ごみの他に楽しいものや楽しい発見ができるものが拾えると教えて、気持ちが動けば海岸清掃も楽しくなるし、拾った思い出が残るような形にしてあげればいいかなと思う」