レポート
2021.07.19

4年連続 水難死亡事故の「幕張の浜」で合同パトロール 中高生に堤防への立ち入り禁止呼びかけ

 水難事故が多発している千葉市美浜区の「幕張の浜」で、16日、海上保安部などによる合同パトロールが行われました。

夏休みを前に中高生に注意喚起

 ZOZOマリンスタジアムの裏手に広がる幕張の浜は、「遊泳禁止」となっていますが、2021年5月に未成年の男性が堤防から飛び込んで溺れ、死亡する事故が発生。

 この事故を含めて4年連続で、高校生を含む未成年者5人が亡くなる水難事故が起きています。

 まもなく迎える夏休みを前に行われた合同パトロールには、千葉海上保安部や千葉県教育庁などの関係者約20人が参加し、この日に幕張の浜を訪れた中高生に対し、遊泳禁止を伝えるリーフレットを配ったり、堤防への立ち入り禁止を呼びかけたりしていました。

千葉海上保安部 関貴之 次長
「大抵の人はグループで来ると思う。誰か一人が『ここは危ない、過去に死亡事故が起きている』と言ってもらえるように周知していきたい」

 

 “遊泳禁止”となっている場所は、「急に深くなる」「流れが速くなる」など、きちんとした理由があります。

 幕張の浜はもちろん、ほかの海や川でも同じような水難事故を起こさないためには、遊泳禁止の海には入らないこと、ひとり一人が危険に対する意識をしっかりと持つことが大切です。

\ 記事をシェアしよう /
X LINE ニュースを共有

関連リンク

全国から仕掛人が参加!「海と灯台サミット2024」開催
レポート
2024.11.18

全国から仕掛人が参加!「海と灯台サミット2024」開催

ちばアクアラインマラソン2024開催!
レポート
2024.11.11

ちばアクアラインマラソン2024開催!

ページ内トップへ