10月21(土)・22日(日)に、東京都世田谷区二子玉川ライズで『海のごちそうフェスティバル』が開催されました。
日本財団海と日本PROJECTの一環で“知れば知るほど海はおいしい”をメインテーマに、2021年から毎年行われているイベントです。
オープニングイベントでは、高校生が目利きして仕入れた、海の社会問題を伝える加工品と海のつながりについて、ロンドンブーツ1号2号の田村亮さんと、日本財団の海野光行 常務理事にプレゼンテーション。
松戸市の千葉県立小金高校も参加し、ホンビノス貝の船橋爆弾コロッケなどを紹介しました。
千葉県立小金高校 長尾 奎一郎 さん
「海中の酸素が減ってしまう現象のせいで、ホンビノス貝の生産量が減ってしまっている」
ロンドンブーツ1号2号 田村 亮さん
「一時期はホンビノス貝が増えていると聞きそこで知識が止まっていたが、今は減っているんだと高校生の方が調べてもらって勉強になり頭が下がる」
日本財団常務理事 海野 光行さん
「海洋環境の変化は目に見えないことが多いので、確実に私たちの食卓にも影響を与えていると改めて教えてもらった」
また「海のごちそうマルシェ」では、全国42都道府県の海産物や海に関する特産品を販売。
千葉県からは南房総市に伝わる海の民話”竜王の子約束”をモチーフにした和菓子や銚子灯台コーラなどが並び、小金高校も江戸前海苔の佃煮とホンビノスのコロッケを販売しました。亮さんもお店を手伝ってくれたようです。
さらに関東ではここでしか食べられないご当地シーフードメニューをテイクアウトできる「海のごちそうキッチン」や、寿司銚子丸協力のもと回転ずしから、過去・現在・未来の海を学べる小学生向けの「海のごちそう回転ずし」なども多くの人で賑わいました。
(モーニングこんぱす 10月26日放送分より)