クリーンな再生可能エネルギーとして、注目されている風力発電。東京電力が事業化を検討している銚子沖の洋上風力発電事業の様子などが22日報道陣に公開されました。公開されたのは、東京電力が銚子沖で事業化を検討している洋上ウィンドファームの現地調査の様子です。陸から10キロ離れた海上の台船で11月から始まった地盤調査の状況などが事業の責任者から報道陣に説明されました。
東京電力によりますと、調査は11月から来年の1月末まで行なわれる予定で、海底の2か所をボーリングで掘って地質のサンプルを採取したり、船で音響探査をしたりするなどして海底の地盤の構造を調べるということです。東京電力では今後、今回の調査を踏まえ、洋上ウィンドファームが建設可能かどうかや事業規模などを検討していくことにしています。
東京電力ホールディングス 井上慎介風力事業推進室長「洋上ですとスケールを追うことができる。銚子は風況がいいということを加えてその風況がいいエリアが岸から近いというところ、岸から3キロ行っても水深が12mとかなり有望な洋上ウィンドファームの適地に属すのではないかと考えております」