5月30日から6月8日にかけて全国一斉清掃活動「海ごみゼロウィーク」が展開されています。チバテレも参画している「海と日本プロジェクト」の一環として、5月31日(金)の午前中に、チバテレ社員や関係者などで周辺地域のごみ拾い清掃活動を行いました。
場所はチバテレ本社(千葉市中央区)近くの道路や植え込みなどです。一見すると歩道等にごみは散乱しているようには見えないものの、植え込みの中を覗くと結構な数のごみが捨てられていました。コンビニエンスストアで販売されているオニギリの袋、プラスチックの破片、ペットボトル、空き缶といった身近なごみも多く、また道路沿いには不法投棄されたと思われる大きな金属ごみも見つかりました。またごみ拾いを進めていくと結構目立ったのが、食べ物や飲み物の飲みかけのようなものや、飲料水に液体が入ったまま蓋を締められているペットボトルなどです。ごみを拾い、ごみ袋に入れるにも中身を廃棄しなくてはなりません。中にはペットボトルの液体から悪臭漂うものや、糖分が入ったジュースの空き缶には蟻が大量に入っていたりなど、単なる「ごみのポイ捨て」が色々な問題を更に生んでいることもありました。
捨てられたごみは、誰かが回収しなくてはなりません。不法投棄が続けば続くほど、臭いへの影響が出たり、虫の発生もしやすくなります。また清掃活動をしているときに、ある人が腕に切り傷を負っていました。これは植え込みの中のごみを取るべく、腕を伸ばしたところ植え込みの枝が腕に刺さり怪我をしてしまったようです。ごみを回収するのに色んな問題が更に生まれてしまっては、環境美化の活動にも様々な影響が出ています。
海洋ごみの8割は陸域からのごみです。ごみを捨てないことの意識をひとりひとりが持つことで、海へと流れるごみも減っていきます。この意識を地域社会や、広く社会全体で醸成し、少しでもごみを減らしていくことが求められます。
午前中に取り組んだチバテレ本社周辺の清掃活動ではたくさんのごみが集まりました。
生活ごみの他、ライターやカッターの刃、大型の金属ごみなどなどちょっと危険なものもありました。
チバテレは今後も環境美化に務めていくとともに、ごみを出さない社会実現の為、啓もう活動を推進してまいります。