新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、一都三県の知事は都県境を超えた不要不急の移動の自粛を求めています。
ゴールデンウィーク終盤を迎えた千葉県内の観光地の様子を取材しました。
4日午前9時半過ぎ、一宮町にある海水浴場の駐車場は、ほぼ満車の状態です。他県ナンバーの車も多く見られました。
海にはサーフィンに興じる人、砂浜にはテントで日光浴を楽しむ家族連れなど、それぞれが感染防止対策として一定の距離を保ちながら思い思いに過ごしていました。
県外から訪れたサーファーの男性
「食事など、なるべく外に出ないようにしているが、海だけは来てしまいますね」
また、千葉県に隣接する東京都に緊急事態宣言が発令されているなか、その効果に疑問を持つ人もいました。
県外から来た男性
「関東でも一斉に緊急事態宣言をやるのならいいけど、東京だけ(出して)神奈川県に来ないで、東京都には来ないでとやっていても意味がないのではないか」
一方、コロナ禍で長引く自粛生活に子どもへの負担を懸念する声も。
県内の女性
「子どもたちの方が、学校でずっと喋ってはいけないなど色々我慢しなきゃいけないことが多くて、ゴールデンウィークもどこにも行けなかったりすると、楽しみがなくなって苦しい」
県内の女性
「自分の子どもも、周りを見ていても、子どもの笑顔がマスクで減っているのが悲しいと思うので、早く明るい生活が戻れば良い」