夏休みを前に海の安全を学んでもらおうと千葉市で28日、海上保安部による海の安全教室が開かれました。
19年前から毎年開催されている海の安全教室に28日は千葉市立寒川小学校の5年生81人が参加しました。
子どもたちは海の危険生物や救命胴衣の着け方を学んだり、海上保安官たちによるプールでの事故を想定した救助活動を見学しました。
教室ではこの他心臓マッサージの原則、「つよく、速く、絶え間なく」を教わり、強い力が必要なことを実感しながら心肺蘇生法に挑戦しました。
児童は・・・
「普通にお手本でやってくれてるときは全然軽いんだなって思ったんですけど、やってみたらすごくかたくてびっくりしました」
「あんまり沖に行くと波に飲まれるので、沖に行かないで浅瀬の方で遊んで、あと当然危険な生き物にも咬まれたり刺されたりしないように安全に楽しみたいです」
千葉海上保安部航行安全課 市村隆志課長
「事故に遭わないために重要なのが自分の命は自分で守るという意識をしっかり持つということです」「今日習った事故に遭わないための方法をしっかり見につけて頂いて楽しい夏休みを過ごして頂きたいと思っています」
千葉海上保安部によりますと、管内では去年25人が、マリンレジャーによる事故に遭っていて、そのうち6人が未成年だったということで、行楽シーズンに向けて改めて注意を呼びかけるとしています。