富津市の富津海岸では8日、早くも潮干狩り場がオープンしました。漁業関係者らによる安全祈願祭が行われた後、あいにくの空模様にも関わらずこの日を待ちわびていた常連客を中心に大勢の家族連れらが訪れ、一斉に海岸へと繰り出しました。
富津海岸は、広大な駐車場や塩抜き用の海水、それにコインシャワーなどが用意され、人気の潮干狩り場です。初日の催しとして、焼きのりのプレゼントやミル貝の試食などが行われました。富津漁協によりますと、今年のアサリは例年通り身の入りも良く、ゴールデンウイーク頃には4~5センチ程度まで成長するということです。
富津海岸は去年の台風15号と19号の直後、大量の木やごみが流れ着きましたが、漁協の組合員総出で撤去作業にあたり、元通りの砂浜を取り戻しました。富津海岸の潮干狩りは7月26日まで楽しめますが、潮回りを確認の上出かけて下さいと言うことです。